施設で働く職員のあれこれ 福祉施設介護員に関する様々な情報を広くまとめてみました

イライラしない福祉施設介護員になるには

福祉施設介護員の仕事は、自分の思い通りにいかず、ストレスをため込んでしまう方も少なくありません。人手が足りない現場では、いつも時間に追われながら働いている方も多いのではないでしょうか。何時までに何を終わらせて、今日はあの仕事も片付けてしまいたい、このように計画を立ててその日の勤務を始めたとしても、予定どおりにいかないのが介護の仕事です。
デスクワークの仕事なら自分の頑張り次第で計画通りに仕事を終わらせることも可能ですが、介護の場合はそうもいきません。利用者の体調や気分が毎日同じとは限らないからです。昨日は笑顔で会話を楽しんでいたのに、今日は何を話しても塞ぎ込んだままで会話が弾まないことだってあります。介助に非協力的な態度をとる方も珍しくありません。
やはりこうなると介護員には大きなストレスとなってしまいます。

このストレスを少しでも減らすにはどうすれば良いのでしょうか。
利用者は変えられない、となれば介護員が変わるしかありません。ストレスを感じやすい方は、自分で自分を追い込んでいるケースが多く、イライラしがちです。負の感情は人に伝わりやすいので、そんな状態で利用者に接していれば、円滑なコミュニケーションの障害にもなりえます。
もし、問題があって時間に遅れが出ても、仕方のない事と思えるように考え方を変えてみましょう。利用者も人間です。何でも介護員の思い通りになる方がおかしいと考えれば、心に余裕が生まれます。気持ちが軽くなれば、自然に笑顔にもなれますし、利用者にも気持ち良くサービスを受けてもらえるでしょう。